現代日本が抱える大きな問題のひとつに“少子高齢化”があります。
国の統計では、すでに3世帯に1世帯が“高齢者が暮らす住宅”であり、うち5割が独居もしくは夫婦のみで暮らす住宅になっているとのこと。さらに、2015年現在で日本人の26.8%が65歳であり、この数字は20年後に33.4%になると言われています。
こうした現状を鑑み、新築、リフォームを問わずこれからの住宅は“高齢者が住む”ことを前提として考える必要があり、ゆえに“バリアフリーな環境”を整えることが必須となってくるのです。
実際、税制面の優遇措置や補助金の存在もあり、バリアフリーリフォームの施工件数は年々増加している傾向にあります。